女性ホルモンのサイクル

生理や排卵が起こるのは子宮内部ですが、女性の生理現象を起こすように指令を出しているのは脳です。
脳の視床下部や下垂体と子宮が連携して、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンをコントロールしながら、生命活動や生殖活動を正常に行うことができるようにしてくれています。

 

女性のからだには、脳からの指令を受けて生理や排卵が起こり、健康を保ったり、妊娠したりできるように「ホルモンサイクル」と呼ばれる機能が備わっています。
このサイクルが少しでも乱れてしまうと、生理不順・肌のトラブル・肥満などを引き起こしてしまいます。
健康を維持するためにも、ホルモンのサイクルについて考えてみましょう。

 

まず、脳内では、視床下部から下垂体へと、性腺刺激ホルモン放出因子が分泌されます。
すると、下垂体から卵巣へ卵胞刺激ホルモンが分泌され、さらに、黄体化ホルモンが多量に分泌されます。
黄体化ホルモンの大量分泌が始まると、卵胞から卵子が飛び出し、排卵が起きます。
基礎体温を記録していると1日だけ体温が急激に下がる日があり、翌日が排卵日にあたると考えられています。
排卵後、基礎体温が上がる「高温期」と呼ばれる状態になり、約14日後に生理が始まります。

 

このように、脳の視床下部と下垂体には人間の体の機能を調節するためのホルモンをコントロールする大事な役割があり、女性の生理周期に関係が深いということがわかります。